Win10/11 ProもHomeも無料で使える!未認証の機能制限を回避する方法を解説

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Windows10は、認証をしなくても普段遣いをするには十分なだけの機能を利用することができます。もちろん、一部機能を制限されますが、それを後に解説するような手順で回避することもできます。Windowsの認証にかかる15000から25000円の費用を節約することでより経済的にPCを組むことができます。

一応注意書き。

※Windowsを未認証のまま30日以上使うことは、ライセンス違反ですのでやってはいけません。これから解説するのはあくまで仮定の話であり、実行に移す際は自己責任でお願いします。

1,未認証だとどんな機能が制限される?

  • 「個人用設定」の一部の機能(回避可能
  • 「アカウント」の一部の機能(使わないので回避方法は調べてない
  • 右下に認証を促す透かしが入る(回避可能

「個人用設定」の、壁紙などのカスタマイズができなくなります。(回避可能

「アカウント」に関しては、設定の同期が制限されます。

ただしこの機能は、かれこれ5年以上Windowsを使っていますが、一度も利用したことはありません。

多くの人にとってはあっても無くても構わないものでしょう。

このような透かしが右下に入ります。(消せます

制限されるのは、たったこれら3つだけ

セキュリティに関する機能など(Windows Update等)は一切制限されません。そのため、ただPCを使うだけならこの後に記述する機能制限回避方法を見る必要さえありません。

過去のWindows(7とか8とかあたり)は、未認証OSに対して強制シャットダウンなどの厳しいペナルティを科していましたが、Windows10は随分優しくなったものです。

2,機能制限を回避するには

その1,「個人用設定」の機能制限の解除

①壁紙を設定する

設定画面から壁紙の変更が行えないだけであって、他の方法を使えば壁紙を変えることは可能です。

例えば、壁紙にしたい画像を右クリックして、「デスクトップの背景として設定(B)」を選択するだけで変更は完了します。

②個人設定の「テーマ」をまるごと変更する

残念ながら、この方法は認証済のWindows10が必要です。1台も持っていない方は読み飛ばして下さい。

まず認証済のWindows10で好みのテーマを設定します。

次に「テーマの保存」をクリックし適当な名前で保存します。

.deskthemepack」という拡張子のファイルが保存されるので、それをUSBメモリなどで未認証Windowsに貼り付けたあと、ダブルクリックすると、先ほど保存したテーマが未認証Windowsに反映されます。

その2,認証を促す右下の透かしを削除

認証するか、レジストリをいじらない限り、このように薄っすらと透かしが入り続けます。

①レジストリを編集し透かしを消す方法

まず、キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時押しし「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを呼び出します。

つぎに、「regedit」と入力し「OK」を押しレジストリエディタを起動します。

このとき「ユーザーアカウント制御の許可」が必要と言われた場合は「OK」で許可します。

そして、「コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop」まで移動し「PaintDesktopVersion」を見つけます。

真上の画像と同じような表示になるはずです。

そして、「PaintDesktopVersion」をダブルクリックして、「値のデータ」を「0」にして「OK」を押します。

あとは、再起動をすれば透かしがなくなっているはずです。お疲れ様でした。

既に値が「0」になっている方は、「Windowsキー」と「Iアイキー」を同時押しして、「システム」の「通知」設定メニューで、6つあるチェックボックスのうち、1番下と下から3番目をチェックなしにして再起動します。

まとめ

Win10未認証で制限される機能はこの3つ。(厳密には3つ目は制限ではありませんが)

  1. 「個人用設定」の一部の機能
  2. 「アカウント」の一部の機能
  3. 右下に認証を促す透かしが入る

そしてその対処方法は以下の通りです。

  • 未認証状態で壁紙を変える→壁紙にしたい画像を右クリックして「デスクトップの背景として設定(B)」を選択
  • 未認証状態でテーマを変える認証済Windowsから「.deskthemepack」を移してダブルクリック。

透かしをけすには、以下の手順。

  1. 「ファイル名を指定して実行」を呼び出す(Win+R同時押し)
  2. 「regedit」と入力しレジストリエディタ起動
  3. 「コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop」移動
  4. PaintDesktopVersion」の値を「0」に変更
  5. PCを再起動(これでダメなら上の画像のように設定を弄る)

安価なWindows10の利用方法を仮定・・してみました。

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※Windowsを未認証のまま30日以上使うことは、ライセンス違反ですのでやってはいけません。これまでの全ての解説はあくまで仮定の話であり、実行に移す際の挙動は保証できません。 ライセンス違反故に試していないので悪しからず。

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