どこよりも丁寧に、NovelAIのリークモデルを入手&配置して、step数やimage2image,解像度変更・inpaint等が無料かつ無制限に可能な「stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)」で扱う方法を解説します。
Window環境向けの記事です。win10/win11どちらでもOK.
マグネットリンク使用方法やtorrentインストール方法も解説しました。
- stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)インストール
- NovelAI leak(流出)モデルをダウンロード
- 適切なフォルダに配置、webUI(1111版)に読み込ませる
- 使い倒す!!
全体の主な流れはこのようになりますが、本記事では手順2「NovelAL leak(流出)モデルをダウンロード」から解説します。流れ通りやれば誰でもNAIをローカル導入できます。
なお手順1「stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)インストール」方法は扱いません。
ご了承ください。
NovelAIモデルの入手方法
1,マグネットリンクを扱うソフトをインストール
大まかなNAIモデル入手の流れは以下の通りです。
- µTorrent Web(マグネットリンクが扱えるソフトウェア)をインストール
- NovelAI leak(流出)のダウンロードリンク(マグネットリンク方式)を入力
- ダウンロード完了まで待つ
マグネットリンクからダウンロードする方法はコチラに詳しくまとめました。
インストールが終われば次に行うのは、いよいよリークモデル(NovelAI Leak)のダウンロードです。
- 【完了!】µTorrent Web(マグネットリンクが扱えれば何でもよい)インストール
- NovelAI leak(流出)のダウンロードリンク(マグネットリンク方式)を入力
- ダウンロード完了を待つ
2,リークモデルのマグネットリンクを入力
magnet:?xt=urn:btih:5bde442da86265b670a3e5ea3163afad2c6f8ecc
上記リンクがNAIリークのダウンロードリンク(マグネットリンク)です。
マグネットリンクの入力方法はコチラを参照してください。
- 【完了!】µTorrent Web(マグネットリンクが扱えれば何でもよい)インストール
- 【完了!】NovelAI leak(流出)のダウンロードリンク(マグネットリンク方式)を入力
- ダウンロード完了を待つ
3,ダウンロード開始
このように、ダウンロードするファイルの選択画面が表示されます。

HyperNetwokによる追加学習をするか否かとかでダウンロードすべきファイルも変わりますが、面倒なのでここでは全てダウンロードします。
全てのファイル名の左のチェックボックスにチェックが入っていることを確認したら、右下の「追加」をクリック。
ダウンロードが開始されます。
画面左側のメニューから「Torrents」を選ぶとダウンロードの進行状況がわかります。

だいたい10分ちょいで終わったと記憶していますが、シード・ピア数・回線速度により千差万別です。
気長に待ちましょう。
- 【完了!】µTorrent Web(マグネットリンクが扱えれば何でもよい)インストール
- 【完了!】NovelAI leak(流出)のダウンロードリンク(マグネットリンク方式)を入力
- 【完了!】ダウンロード完了を待つ
4,ダウンロードが終わったら
無事ダウンロードし終えたら、ダウンロードしたファイルを別の場所に移してから、右側のゴミ箱マークをクリックして「torrentを削除」しましょう。
ずっとseedしちゃってそうで不安な場合はµTorrent WebをアンイストールすればOK.

ダウンロードに成功するとこのようになります。
これであとは配置するだけ。
- 【完了】stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)インストール
- 【完了】NovelAI leak(流出)モデルをダウンロード
- 適切なフォルダに配置、webUI(1111版)に読み込ませる
- 使い倒す!!
入手した.ckpt .yaml .ptファイルの配置
1,webUI(1111版)のモデルフォルダを開く
適切な名前にして、「stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)」のモデルフォルダに3つのファイルを移すだけです。
まずwebUI(1111版)のモデルフォルダを開きます。
フォルダパスは「C:\(中略)\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion」です。

ここにckptファイル等を入れると色々なモデルを使えます。
2,animevae.ptの配置・リネーム

「\novelaileak\stableckpt」のanimevae.ptを「nai.vae.pt」にリネームします。
そしてコピーして「\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion」にペースト。
最新のWebUI(1111版)ではVAE専用のフォルダが設置されましたが、現在紹介している従来通りの方法でも問題なく.vae.ptを読み込めます。
ご安心ください。
3,config.yaml & model.ckptの配置・リネーム

「\novelaileak\stableckpt\animefull-final-pruned」にあるconfig.yaml & model.ckptをそれぞれ「nai.yaml」「nai.ckpt」にリネームします。
そしてコピーして「\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion」にペーストすればこのようになります。

※現在はconfig.yamlファイルを配置しなくて良いようです。
4,modulesフォルダ内のファイル配置(hypernetworks)
「\stable-diffusion-webui\models\hypernetworks」に「\novelaileak\stableckpt\modules\modules」内のファイルすべてをコピペします。
ここではリネームは不要です。

このように。

お疲れ様でした。ファイルの配置は完了しました!
- 【完了】stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)インストール
- 【完了】NovelAI leak(流出)モデルをダウンロード
- 【完了】適切なフォルダに配置、webUI(1111版)に読み込ませる
- 使い倒す!!
webUI(1111版)で使ってみる
いつも通りwebUI(1111版)を起動します。
(stable-diffusion-webuiフォルダ内にある「webui-user.bat」をダブルクリック。)

画面左上のモデル選択欄をクリックして、プルダウンメニューからnai.ckpt[925997e9]を選択します。
nai.ckpt[925997e9]を用いると本家と同じモデルで出力できます。
ただしモデルのセットだけでなく諸々のsettingsも変更しないと完全(95%以上の一致)にはなりません。
細かい設定は下記リンク先サイトを参照してください。
属に言うアスカテスト(Hello ASuka test)を行い設定があっているか確認しましょう。

アスカテストに躓いたら、この記事を参考にしましょう。
NAIを扱う際に有用なリンクをまとめたページも参照しつつお楽しみましょう。
使い慣れてきたらモデルマージをしてみるのもおすすめです。
日本語化するのも簡単なので、合わせてやっておきましょう。
まとめ NAIリークをwindowsローカル環境のwebUI(1111版)で動かす方法
- stable diffusion webui(AUTOMATIC1111)インストール
- NovelAI leak(流出)モデルをダウンロード
- 適切なフォルダに配置、webUI(1111版)に読み込ませる
- 使い倒す!!
モデルのダウンロード時間を含まなければ10分くらいで完了します。
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