MDF材キットでエンクロージャーを自作して、工芸うるしで塗装してみた

デバイス

PC用卓上スピーカーを自作したいと思い、カット済みMDFのキットを購入し、接着・研磨・サンディングシーラーを5度塗りしたあと、白色工芸うるしも5度塗りして完成させました。

制作記録と使用した製品を載せておくので、何かの参考にしてくだされば幸いです。

製作手順は次のようなモノになりました。

  1. 組立て
  2. 接着
  3. 研磨
  4. 下地(サンディングシーラー)&研磨ループ
  5. 塗装&研磨ループ
  6. 研磨
  7. スピーカーユニットなど諸々組込
  8. 完成!!

1,用意したもの一覧

MDF材などの材料

この自作キットはただ長方形のMDF材12枚が届くだけなので、穴開け加工が必要となります。

そこで、予めスピーカーの寸法にあった穴が開いているMDF材も合わせて買っておきました。

スピーカー前面用で、スピーカーユニットの寸法に依ります。

今回は小さめのを作りたいので、6.5cmフルレンジにしました。

また、背面にバナナプラグに対応しているターミナルとバスレフダクトを付けたかったので、背面用に穴が2つあるタイプも買いました。

塗装や接着、研磨に使ったもの

紙やすりはキットに付属しますが、空研ぎの600番と400番と240番をそれぞれ1枚ずつもっているとより高品質に仕上がります

MDF材は要するに木材のため、木工用速乾ボンドで十分です。

色を塗るには、まず、水性サンデングシーラーを用いて、MDF材が無尽蔵に塗料を吸収していくのを防ぎます。

下塗りと言う奴ですね。
これをしないと、塗りむらが顕著になり、しかも無駄にたくさんの塗料を消費する羽目になります。

その後、白色で厚く塗れそうな工芸うるしを塗料に選択。こちらも水性です。

そしてサンディングシーラーを何度か塗ったあと、工芸うるしを何度か塗り完成となります。

2,実際に制作した

お盆休みを生かした工作ということで、時系列順に画像多めで経過を辿っていきます。

12日で完成しました。ほぼ乾燥タイムですが。

DAY 1 接着その1

キットが到着したので早速組み立て開始!

本日は、 吸音材の貼り付け(3面に貼るのが良いらしい)と、組み立ててボンド付け(天地以外)を行います。

朝起きたら天地貼って、それが乾いたら怒涛の研磨&塗装ループが始まる!

DAY2 接着その2

完全硬化時間12時間を大幅に上回る18時間の圧着で4面接着完了‼︎

物語シリーズはこういう実用的な楽しみ方もできる。(意味不明)

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続いて天地を接着。

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加工精度の関係で微妙な隙間が生じたorz

ボンドで埋めたものの限度ってもんがありますな。
塗装に期待したいところ。

僅かな段差もありそっちは研磨力が試される…

DAY3 サンディングシーラーその1

天地の接着から18時間を経て研磨へ。

240番で凸凹を削り落とす作業。
指の腹で接合部の段差を知覚できなくなるまで研磨(1時間)

そして、微妙に濡らしたキッチンペーパーで木屑をぬぐう。

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その後、サンディングシーラーを全面に塗装
MDFの塗料吸水性をコーティングすることで抑制するとともに、表面平らにしてくれる優れもの

うす〜く丁寧に塗るのが大事らしい。
塗ったら4時間以上の乾燥へ。

DAY4 サンディングシーラー その2

4時間経ったので、現状確認。

こんな感じに。
まだサンディングシーラー2度目故に光沢はゼロに近い。木工用速乾ボンドの反射が僅かにわかる程度。

ここから240番で凸凹を無くし再度サンディングシーラーを塗布。

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なお、PCケース内にスピーカー用のDAC兼パワーアンプを設置するため、小さい激安中華製品をポチる。

DAY5 サンディングシーラー その3

240番で研磨後このようにハケの跡がなくなったが光沢も消えた(正常)

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より凹凸を減らすため サンディングシーラー3度目を塗り、再度4時間待つ。

次は少し細かく、400番で研磨していく。

DAY6 サンディングシーラー その4

400番で研磨して、サンディングシーラーを4度目塗装。

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ここまでで進捗度50%くらい。

ちなみにロードマップは以下の通り

  1. 組立て
  2. 接着
  3. 研磨
  4. 下地(サンディングシーラー)&研磨ループ
  5. 塗装&研磨ループ
  6. 研磨
  7. スピーカーユニットなど諸々組込
  8. 完成!!

DAY6 サンディングシーラー その5

5度目のサンディングシーラー。

今回は400番で優しめに研磨
これが最後のサンディングシーラー

通常多分 3、4回塗り重ねれば概ねMDF板の吸水性を無くせるとあるので、私は慎重すぎる感じですね。

DAY7 塗装 工芸うるし その1

念願の塗装タイム キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

水性の漆というお手軽アイテムで白くツヤツヤにしたい!

400番で研磨後、工芸うるしを塗布‼︎

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薄塗りしたが一応液垂れに備えること。
これで1晩乾燥させ、明日は400研磨からの2度塗り目ですね。

公式が3度以上塗り推奨してるんで気長にやりましょう。

DAY8 塗装 工芸うるし その2

だいぶらしくなってきたぜ☆

1度目はハケ跡やら酷いが、これは想定内。

400番で凹凸を無くして2度目を塗る。

ちなみに、この水性工芸うるしは、食品衛生法適合で箸などにも使える商品のため、作業中も比較的安全
完成したスピーカーを毎晩舐めても身体的には健康(精神的には終わってるけど

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DAY9 塗装 工芸うるし その3

優しめに400番研磨。

もうスピーカー前面の接合などの跡が見えにくくなってきた。嬉しいね!

一方、ボンド容器の映り込みは相変わらずほぼない。光沢には遠い
3度目の工芸漆が乾いたら、次は耐水600番でから砥ぎしよう!

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DAY10 塗装 工芸うるし その4

600番で軽く研磨して4度目の塗装。

1面塗り残しがあったorz

結構すべすべになってきたので、次は水つけて600番
※空研ぎ紙やすりしかない場合は水厳禁

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DAY11 塗装 工芸うるし その5

大分光沢出てきたので、今回が最後の塗装。

水研ぎ600番のち5度目の塗装をする。

DAY12(最終日) ユニット組み込み 完成!!!

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600番っで水研ぎして、よく拭き上げたらスピーカーユニットとターミナルを組み込む。

ネジは付属品を。結構力を入れないと塗装が堅いのでネジが刺さらない。

3,完成品 外観や音響特性など

こんな感じで、日中にアニメを見る際に使用しています。

低音はサイズ相応ですが、それなりに出ます。

中~高音域については文句もないほど素晴らしいです。

ケーブルはAmazonベーシックアンプは中華製激安品ですが、意外と実用に足るモノです。

シミュレーション上の音響特性はこのように。

100Hz程度までカバーしてくれてます。

しばらくはコレを常用していきたい所存!!!。

使い勝手の良い製品だったのでおすすめしておきます。

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