RARのパスワードをGPU使って解析するcRARk GUI導入&使用方法

ソフトウェア

AMDのRadeon、NVIDIA製問わず、GPUを用いてのRARファイルのパスワードを解析する「cRARk GUI」の設定と使い方を解説します。

Windows環境への導入と、CPUとGPUを併用する際に少し設定が必要なので、備忘録として書き留めておきました。GPUを使うとCPU単体の200倍速で解析可能です(後述)

cRARk GUI.exeの導入

ソフトのダウンロード

以下2つをダウンロードします。

上の2つのリンクは直接ダウンロードリンクとなっています。

1つは実行ファイルで、パスワードの解析を行います。
もう1つはGUIでコマンドラインからの操作をせずに解析を行うためのものです。

最新verでは何故かうまくいかなかったので、ここでは2018年9月のアーカイブを用いています。

なお64bit版をここでは使用しています。

解凍する

ここで、zipファイルとrarファイルを解凍する必要があるので、解凍ソフトをお持ちで無い方は、適宜7zip,WinRARをインストールしておきます。

圧縮・解凍ソフト 7-Zip
圧縮・解凍ソフト7-Zipは、7z、ZIP、RAR、LZH、ISO、TAR、DMG、MSIなど、さまざまなデータフォーマットに1つで対応している世界的にデファクトのフリーソフトウェアです。AES256による暗号化(パスワード圧縮および解凍)も可能なおすすめのソフトです。
ダウンロード | WinRAR 公式サイト
最強の圧縮・解凍ユーティリティ Windows10 対応!RAR・ZIP・LZH・ISO・tar・ACE・CAB・GZIP・ARJなどあらゆる圧縮形式に対応しています

パスワードが求められますが、何も入力せずにOKです。

解凍は成功します。(「パスワードが正しくありません」と指摘されるのに解凍成功するの謎だ)

セットアップを行う(GUIで操作できるようにする)

GUIでパスワード解析を行う為の設定をします

crack_guiフォルダ内の実行ファイルを、crack52フォルダに移動します。

そしてcRARk GUI.exeをダブルクリックで実行します。

ここからはソフト初期設定を行います。

  1. 画面右上の「Set cRARk directory」をクリック
  2. 解凍したcRARkのフォルダを選択
  3. 「Password Definition File」で辞書攻撃を総当たりで行う「crackme」を選択
  4. 初期設定完了!!!

これで初期設定は完了しました。

あとはGPUを使って実際にパスワード解析を行うだけです。

GPUをきちんと使うように設定

GPUを搭載したPCなのにGPUを使えていないという場合は、
大抵「Benchmark」を「disable GPU Support」をオン・オフそれぞれ一回ずつやると解決します。
(ベンチマーク後に、ベンチマークをオフにしておくのをお忘れ無きように)

ベンチマークには実際に解析対象が必須のため、テキトーなパスワード付きRARファイルを用意しておきます。

ここでは「てst.txt」をパスワード付きRARファイルにしました。

「RAR Files」で指定します。

「Start」を押して、下の画像のように「GPU」が明記されたら、GPUを使えています。

なぜか「disable GPU Support」をオンにした場合にGPUを使うようです。

disableをオンならGPU不使用のはずですが、どうやら真逆になってるようです。このせいでGPU使えてない問題が出るんでしょうね。

実際にGPUを用いて解析してみた

おすすめの設定

おすすめの設定は画像の通りです。

要するに、ベンチマークをオフにしておくことと、「Password Definition File」で辞書攻撃を総当たりで行う「crackme」を選択しておくことだけです。

我が家の解析速度 5桁なら

英数字込み5桁でやってみました。正解は「123as」

解析中のGPUはご覧の通りのアツアツです。

CPUは100%張り付きというわけでもないようです。上手く使えてない?!

少し待っていると、この単純なパスワードは1分ちょいで解析完了したそうです。

画像では白背景になってる場所の2行目に解析結果が、4行目に所要時間がかいてあります。

実際にパスワード解析結果を入れてみと。。。

正常に解凍することに成功しました!!!

ちなみにCPUでは一向に解析が終わらず諦めて強制停止しました。我が家のがRyzen3 3200Gというロースペのせいでもありますが、RX 6600XTとは比べるまでもないことでしたね。

そもそも総当たり解析はGPUの専売特許みたいな、得意分野ですからね。

解析速度 4桁なら

ちなみにCPU単体だと、「123a」という、こんな簡単なパスワードでも10分以上かかりました。

CPUのみ
GPU使用

同じ4桁でCPUのみなら11分26.02秒、GPU有りなら3.21秒
そりゃCPUの使い方少々下手でも何の問題にもなりませんね。

というかGPUのみでいい。

まとめ RARパスワードをGPU併用で解析するには

  • GUIで操作するための「cRARk GUI」
  • 実際にパスワード解析を行う「crack」が必要
  • GPUを用いる設定か確認してから使うこと!!
  • GPUはCPUの遙か上の解析速度でパスワードを特定可能
  • GPU使用だとCPUのみと比べて200倍速くらいで解析できる

AMDのRadeon、NVIDIA製問わず、GPUを用いてのRARファイルのパスワードを解析する方法でした。

おすすめの設定も記しておいたので、参考にしてくださると幸いです。

タイトルとURLをコピーしました