【検証】WebUI(1111版)のライブプレビュー(生成過程表示)による速度低下はどのくらいか?

WebUI(1111版)のライブプレビュー(生成過程表示)による速度低下はどのくらいか ソフトウェア

Stable Diffusion WebUI(Automatic 1111)の新機能「Live previews」で生成途中を表示するようにしたら、どの程度まで生成速度が低下するのかをアスカベンチを用いて調べました。

ライブプレビュー機能による悪影響・デメリットを簡単に検証した次第です。

ライブプレビュー機能はこれ↓のことです。

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1,検証条件

アスカベンチマークを使用します。

アスカベンチのスコアについてはこの記事で解説しています。

簡単にいえば、パラメータなどを同一に設定して行う画像生成速度のベンチマークテストです。

512×512サイズの画像を10枚(batch count10,batch size1)生成する際に掛かった時間Time taken値を比較するものです。

ここではオンオフそれぞれ3回計測してその平均値を比べました

なおxformersは有効です。

2,結果の値とグラフ

計測値を表にする

Live previews1回目2回目3回目平均値オフ時を1とした場合
オフ19.1518.4419.0018.861.0000
オン39.1830.3429.6833.071.7530

オフ時のスコアは、パワーリミット9段階別の生成速度検証の電力制限なし(PL100%)時点のものを流用しています。

グラフ化

バラつきも大きいものの、ライブプレビューをオンにするとおよそ1.5~2倍程度長い時間がかかることがわかりました。

3,ライブプレビューを有効化/無効化する

画像は日本語化していますが、英語のままでも設定の位置は同じです。

日本語化方法はコチラをご覧ください。

WebUI(1111版)の「Settings」タブから、「Live previews」の項目を探しましょう。

Show live previews of the created image」にチェックが入っていれば、ライブプレビューは有効です。
オフにするにはチェックを外してください。
再起動は不要です。)

設定を変更したあとは、上のオレンジボタンを押して設定を適用することを忘れずに!!

合わせてこちらの高速化もぜひやってみてください。

RAMがあれば設定するだけでそこそこ高速化できます。

4,その他検証関連記事

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