CLANNAD考察:2期最終話をアニメの範囲内のみで解釈「なぜ渚・汐ともに健康ENDなのか」

二次元

この令和の時代に初めてCLANNADを見て、あまりの面白さに数日で2期まで全話を見たところ、原作をやってない為か判らない描写があったので、それをなんとかアニメからの情報だけで説明できる解釈をしてみようとした次第です。

具体的には「なぜ最終話において渚・汐ともに健康というENDになったか」を考察していきます。

それに付随して、次の描写に合理的解釈を与えていきます。

  • 汐が朋也と住みだしてから体調を崩した理由
  • 最終話で、渚・汐ともに健康な様子である理由

なお、その際に、平行世界の存在と世界線の概念を用いるものとします。

疑問:「なぜ最終話において渚・汐ともに健康というENDになったか」に対する最終的な結論・回答は、このようになりました。

結論・回答:「朋也はいくつかの段階に分けられるあまたの世界線を経て、他世界線からの干渉を無効化して、最終話の世界線に至った

一見意味不明な結論ですが、アニメ範囲内で何とか解釈しきるにはこうするのが一番論理的でした。

それでは、以下に結論までの課程を述べていきます。

朋也が経た世界線

世界の状況・状態にあわせ、最終話の世界線に至るまでの各世界線を、初期群・中期群・後期群として3つに分けました。

アニメの大半で描写されている世界を現実世界、たまに差し込まれる光の漂う世界を幻想世界とします。

現実世界と幻想世界は対応しており、片方の世界の変化はもう一方にも反映されています。これは、杏が「幸せなときに光の玉が生じるという伝承がある」と言ったことから覗えます。

また、ことみが「別の世界はひとつじゃない」と言うことから、現実世界と似た異なる世界線がいくつも存在していると判ります。

初期の世界線群=幻想世界でひとりぼっち

渚と朋也は出会わず、汐が生まれない世界線群です。

アニメCLANNAD1期1話中盤

この群があることで「幻想世界にひとりぼっちの少女」という状況の世界が生じます。

なお、ロボットは「ひとりぼっちの少女=渚が初めて会う者」としてなら朋也、「渚が生み出した=産んだ者」としてなら汐と対応しているといえます。

多分両方に対応している、片方いずれかに対応している、どちらの場合でも
この段階では、朋也や汐がいないのでロボットが作られません。

そのため、ひとりぼっちです。

中期群=幻想世界にロボットが登場

朋也が渚に話しかけた世界線群です。

2期20話までのアニメで描かれた世界とは、この中期群に属する世界のどれかですね。

アニメCLANNAD2期1話中盤

この群でようやく、朋也兼汐の暗喩としてのロボットが、幻想世界に登場します。

なぜ干渉により渚と汐は死ぬのか

2人が出会ったことで、汐も生まれますが、母子ともに近いうちに死亡します。

朋也が、「渚と出会うか迷ったうえで出会いを選択した」世界を元にしているので、迷った末選ばなかった世界も生じ、その干渉により母子が死亡します。

正確には、迷いの末に選んだ世界であるうちは、その世界のすぐそばに「朋也の前に渚と汐がいない」という世界が存在しているうえ、朋也が後悔するほどその世界の割合が増えていくので、結果として2人が死んでしまうほどの干渉力になるということです。

そもそも世界線は、ひとの選択による可能性によって生じるもののため、「他方の選択の方がよかった」「そっちを選ぶべきだった」という認識が増えるほど、「他方の選択が行われた」世界線の割合が増えていきます。

図示すると以下のように。

朋也が渚との出会いをしなかった場合、干渉による強制はあくまでも「朋也の前・側に渚と汐がいない」ことのみですが、結果としては死んでしまいます。

これは、朋也が、渚と結婚後に離れる=離婚するという選択肢をそのそも思い浮かべる可能性がゼロだったためです。
世界が渚と朋也を引き離すなら「離婚」か「死別」しかありませんが、片方の選択をする可能性がゼロである以上、そうした世界にはならず、もう一方の選択肢である「死別」となったのだと思われます。

これは、アニメ2期後半で、それまで健康だった渚が朋也とともに暮らしだした冬にいきなり病弱になったことからも明らかです。

皮肉なことに、朋也と汐がある程度離れている状態のうちは、「朋也の前・側に渚と汐がいない」ので干渉はなく、一緒になったことで汐と別れさせるために「死別」が強制されたのでしょう。
(朋也が一度汐と一緒に暮らし始めたあと、再び古河家に預ける選択をする可能性もゼロだったと言うことですね)
(これを言い出したらキリがないけれど、作中で描写されてないだけで、預け直した世界があった可能性も否定はできない)

後期群=幻想世界からロボットを送り出す

朋也が渚に話しかけ、汐が生まれたあと、母子ともに健康でいられる世界線群です。

2期最終話で描かれた世界はこれです。作品違いですがシュタインズゲート世界線と表現すればわかりやすいでしょうか?!

この世界線群においては、ひとりぼっちだった少女はひとり光の漂う世界を幻想世界に留まり、ロボットは現実世界へ送り出されます。

ただし、ロボット=朋也が送り出されたのは後期群(シュタインズゲート世界線)ではありません。
初期群=出会わない選択をした世界線群の「渚に話しかける寸前の時間」に送り出されたのです。
つまり↓この時間帯へ

アニメCLANNAD2期22話序盤

そして、送り出された朋也=ロボットは、少女によって「幸福なときに生じる光」とともにソコへ送られます。

「幸福なときに生じる光」とともに=「渚や汐との幸福な幸せな思い出」を強く保持した状態で、朋也は「渚に話しかけるか否かの選択」を行い、「迷いなく・・・・渚と出会う」ことを選択しました。

この瞬間に「渚と出会わなければ良かったのではないか」という後ろ向きの疑念・後悔を朋也は断ち切ったので、
以後「出会わないという選択肢」自体が消滅し、
それに付随して「出会わない選択をした世界線」が生じなくなり、
「朋也の前に渚や汐がいない世界からの干渉」もなくなり、
母子ともに健康でいられる世界線群」のみが生じて維持されるようになったということです。

それを図示するとこういうこと。

こうして2人、いや3人は誰一人欠けることなく幸せな日々を末永く送れるようになったということです。

まとめ なぜ渚と汐が健康なラストに至れたのか?

冒頭の疑問にざっくりと答えると…

  • 汐が朋也と住みだしてから体調を崩した理由→朋也が汐の側に居るという状態を、世界が強引に解消させたから
  • 最終話で、渚・汐ともに健康な様子である理由→「迷いなく・・・・渚と出会う」ことを選択した朋也の紡ぐ世界=最終話で描かれた世界だから
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疑問:「なぜ最終話において渚・汐ともに健康というENDになったか」に対する最終的な結論・回答は、上記の過程を経て
朋也は「いくつかの段階に分けられるあまたの世界線を経て、他世界線からの干渉を無効化して、最終話の世界線に至ったということになります。

道中複雑過ぎますが、『人生』の考察が綺麗にまとまって幸せです。
シュタゲとCLANNADを間髪入れずに視聴したので思考が引っ張られてる感が大いにありますが!

他の考察もよろしければ見ていってくださいね!!

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